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2015年12月18日 更新

皆さんは『訪問看護』かんご『訪問介護』かいごの違いについてご存知ですか?

 

前回は「看護」と「介護」の違い、そして現場が抱えている課題についてお話しました。 ★前回までのお話はコチラ
今回は同じテーマではありますが、もう少し専門的なお話をします。

☆少し専門的にお話します。☆

看護かんごとはなんでしょうか?
その人自身や家族、また地域社会が最大限の健康を取り戻すこと。
またそれが機能するように援助することを目的とした行動のことを言いますが、看護かんごには様々な定義や意味が存在しています。

※国際看護師協会では以下のように看護かんごの意味が書かれています。
看護かんごとは、あらゆる場であらゆる年代の個人および家族、集団、コミュニティを対象に、 対象がどのような健康状態であっても、独自にまたは他と協働して行われるケアの総体である。

看護かんごには、健康増進および疾病予防、病気や障害を有する人々あるいは死に臨む人々のケアが含まれる。

※介護保険法第七条では以下のように介護かいごの意味が書かれています。
入浴、排せつ、食事等の介護かいごその他の日常生活上の世話であって、厚生労働省令で定めるもの。また、介護かいごは老人ホームや介護保険施設などが現場となっており、 家庭的な環境の中で介護かいごケアや穏やかで自由な生活のサポートをすることです。

介護士さんが出来ることは看護師さんは全て出来ますが、
看護師さんが出来ることを介護士さんが行うということは出来ない分野があります。
看護師さんの援助の中の一部を介護士さんが実施しているのです。

☆介護士と看護師の現場課題の実情☆
◎オムツ交換、入浴介助、シーツ交換、トランス、食事介助等々、看護体制が充実しているところほど介護士さんがしている内容も看護師さんが全てしていますよね。

◎介護士はオムツ交換等の援助は「実施するだけ」の人が多いのです。気付いていても介護士さんは「報告・相談」が出来ない人も多いのです。

◎看護師さんはその援助内容に「観察」「必要時はリーダー・医師へ報告」が絶対入ってきます。

◎介護士さんはこの「観察」「報告」をしていない人がとても多いのが現状なのです。

◎看護師さんはオムツ交換するだけではなくて、皮膚は大丈夫か、骨突出部は褥瘡になっていないか、必要な処置・援助・予防はないか等々常に考えて実施しているのです。

看護師さんに出来て介護士さんに出来ないこと・違法になる事をしっかり勉強しましょう。
介護士資格を取る勉強の際に習わないのかと不思議に思う事が現場では、日常起こっています。

看護かんごが疾病によって引き起こされる療養上の問題に関する援助・支援をするのに対し、「介護」は利用者さまの生活上の問題に関する援助・支援をします。
◎ホームヘルパーさんの役割は、他の福祉・医療に関連する専門職と連携し、利用者さまの自己決定の尊重と安全を守ることです。

「利用者さまの生活を代行する」ことではなく、残存機能を重視した援助・支援をすることで、利用者さまの生活圏を拡大や活動の自立度を高めることが大切です。

※介護職が「治療」をすることはできません。しかし、それぞれの疾病や障害の原因・症状・特性を知ることは、利用者の行動の理解や利用者のニーズの把握、可能性を考えるうえで大きな役割を果たします。

加齢による老化、それに伴う疾病や障害について理解することは、利用者さまの信頼を得るための欠かせない知識といえます。介護職は「他者の人生に関わる」とても責任ある仕事です。

☆まとめ☆
看護かんごとは人間が健康的な日常生活をその人なりに支障なく送れるように配慮すること。
そのなかでは、“健康”を保持増進すること・病気や障害などの症状や状態の緩和・よりよき死など、人間が生活していくこと、に重きがおかれています。
診療の介助やケアだけに留まらず、予防していくことも役割です。

介護かいごは必要とする人たちの生命維持、基本的な日常生活援助などの生理的欲求を満たすこと。
それだけに留まらず、外出や買い物、仕事、そしてレクリエーション活動など、援助を必要とする人たちの社会的活動をサポートし、社会的役割が発揮できるように支援する事。
そして利用者さまの自己表現が可能となるような社会的サービスが役割です。

※訪問看護かんごは、医学的処置を含めた生活援助・支援を行ないます。
訪問介護かいごは、入浴介助・移動の補助・清拭等の身体介護や買い物・掃除・洗濯・食事作成等の生活介護といった必要に応じた部分的生活支援を行ないます。
また、身体介護においては、血圧測定などの医学的処置は行なうことができないことになっています。

※訪問介護かいごは、身体介助や生活援助がメインとなります。これは体位変換であったり、入浴介助や掃除、洗濯などの日常の生活で必要なことの援助です。
そして食事調理の援助も忘れてはいけない重要な生活援助です。
家族が常に一緒に暮らしている利用者さまであれば良いですが、別居している場合や仕事をしている場合に、こういったことも必要なサービスと言えるでしょう。

※こういった違いを分かりやすく一言で言うと、「医療援助」と「生活援助」ですね。
仕事の難易度などはいろいろとあるかもしれませんが、利用者さまからするとどちらも大切なサービスです。

介護かいご:病院以外で介助介抱について、世話をして助けてお世話をすること。
介助かいじょそばに付き添って動作などを見守りながら助け、一緒に生活に関わる仕事作業などを手伝い役に立つこと。
介抱かいほう:具体的に世話をするという意味合いが強い。
看護かんご:人の疾病に関わる極めて多くの需要に応え、人々の健康な生活の現実に貢献することを使命としています。看護は、あらゆる年代の個人、家族、集団、地域社会を対象とし、健康の保持増進、疾病の予防、健康の回復、苦痛の緩和を行い、生涯を通してその最終期まで、その人らしく生を全うできるように援助を行うことを目的としています。

※ここにもう少し加えると、訪問リハビリも訪問看護かんごと訪問介護かいごの間に入ってきます。医療からリハビリ、リハビリから介護かいご、もしくは介護かいごからリハビリといった繋がりがあります。これを全てひっくるめて在宅訪問サービスが成立しています。

訪問看護師さんと訪問介護士さんの違いを多面的に表現を変えて説明していますが、このことから分かることはどういったことがあるでしょうか?
まず、訪問看護かんごと訪問介護かいごは全くの別物ということです。
同じ在宅訪問サービスではありますが、提供しているサービスは全く異なります。

ビーケアーズ訪問看護リハビリテーションの看護師は「医療援助」と「生活援助」がすべて可能で更に訪問リハビリも支援できますので、「生活援助」だけの訪問介護かいごでは不安・心配な高齢者さま・患者さまを介護生活されている方々の安心した「生活の質の向上を計る」お手伝いサポートをビーケアーズ訪問看護リハビリテーションがさせていただきます。

ビーケアーズ訪問看護リハビリテーションで働く看護師さんへ!

一定の研修(報告・連絡・相談)を定期的受講していただき、ご自宅より直行直帰が可能となる様にすると共に、訪問先での介護支援状況内容を直接スマホによる確認報告が可能となる事で、時間短縮と誤情報や記載報告漏れを防ぐ事が可能となり効率的時間配分が可能となります。
ビーケアーズは個々の依頼者に応じたオーダーメード看護を推進しますので、より依頼者ニーズに合った看護を提供します。
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訪問看護のお仕事は厳しいですが、やりがいのある社会に誇れる仕事です。
またBee Caresは!看護師さん自身の生活環境にも配慮し、看護師さんが、より良い状態で看護の仕事を担当いただける様にみんなで相談しながら、楽しい環境を提供する様に運営いたします。

「ありがとう」をいただけるサービスを目指して
logo2ご利用者さまの看護のお悩みを個々にお聞きしながら、共に寄り添い、少しでも看護生活の負担を軽く出来るよう、インターネット・スマホ等を活用し、無駄なく無理なく生活していくことを支援する新しい形の24時間対応、訪問看護リハビリステーションです。

東京都町田駅周辺にお住まいの看護スタッフ、ご利用者さまの募集を承っております。


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株式会社 ベガシステム
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